気軽に着れる紬の小紋と染帯を組み合わせて劇場にお出掛けしてみました。


お店の人にコーディネイトしてもらいました。グリーンのきれいな紬地の小紋です。

おめでたい松と梅が染め上げられていて、ちょっと気取った音楽鑑賞にいいですね。

紬は着やすくて大好きですが、友禅柄を合わせたのは初めてです。

 

私は地方に住んでいて、自分で自動車を運転して出掛けますので、街中はあまり歩きません。要するに運動不足ですね。

それはともかく目的地へドアツードアで到着してしまいますので、着物はけっこうきっちり頑張っても照れがなくて大丈夫なんです。街中であまり目立つと緊張してしまいますから。

とてもおしゃれな染帯をコーディネイトしてもらいました。白地に、銀色の露芝が入っている染帯です。帯揚げは何と黄色で、スパイスが効いています。個性的で着物上級者っぽく見えませんか?

自動車のお出掛けなので、秋春は羽織の必要はあまりないですが、冬の寒い時には、やはり一枚ないと不安です。今年は、助手席にポンと置いておけるしわにならない単衣の羽織を買いました。軽くて一年中使えますのでとても便利で、ヘビロテしています。

紺色で無難ですから、今回のコーディネイトにも合わせやすいです。もちろんくるくる丸めてバックで持ち歩けます。

汚れが目立たない色ですので、ふいの冷たい雨などに対応できます。防寒だけでなく、上着のお洒落ということもありますので楽しみが増えました。

ちなみにしばらく来ていない着物はこのサイトを見てから買い取りのお店に持ち込むようになりました。

ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなって一石二鳥です。

着物の着方と着物生活

着物は簡単に着れます。着てみると結構楽しいものです。

皆さんにも気軽に着て欲しいです。

着物を着る時は正面の時は半衿の出かたが左右均等であるか、胸元からお端折にかけて余分なシワがないか。きものの丈(たけ)が的確か、などをチェックしたほうがいいです。

背面は半衿がきものの衿から出ていないか、背中心が身体の中心にきているか。背中に余分なシワがないか、などを見てみてください。

着物で生活していて、いい事は自分の行動をいちいち確認し的確な言葉を使おうとする事です。

後は、男の人の着物はかっこいいです。

皆さんも経験あると思いますがいつと違う男の人はかっこいいよく見えます。

変な話ではありますが着物を着るとみんなかっこいいよくみえます。

そんな特典もある着物をきて生活する事を皆さんにオススメします。

私が初めて着物を着て生活したのは6歳の時です。

もう覚えていませんがおばあちゃんが着物をきて生活する人なので私にとって、着物を着ながらの生活はふつうのことです。

むしろ、着物がない生活は考えられません。

おばあちゃんの友達のお孫さんと仲良くさせていただいたときにその子は普段着物を着ないそうなので着物を着た時は普段忘れがちな日本人としての心を思い出せるそうです。

それに、自分が日本人でよかったと思ったと思うそうです。

私もそう思っていたのでやはり、着物をきて着物が好きな人は同じように考えるのだと思います。

皆さんも一度着物を着て生活してみてください。